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新紙幣発行カウントダウンまであと84日

 

深谷市役所渋沢栄一政策推進課&渋沢栄一の公式 X で新紙幣発行へ向けてカウントダウンを行っています。

株式会社ロワールは、新紙幣発行まであと84日に掲載していただきました

 

渋沢栄一は、明治から昭和初期にかけて活躍した実業家で、生涯およそ500もの企業の設立や育成に関わり、「近代日本経済の父」や「日本資本主義の父」と呼ばれています。

渋沢栄一は、江戸時代の天保11年(1840年)に現在の埼玉県深谷市の農家に生まれ、若いころは、のちに徳川15代将軍となる一橋慶喜に仕えました。

27歳の時には、慶喜の弟で、のちの水戸藩主、徳川昭武に随行して、パリの万国博覧会を見学したほか、ヨーロッパ諸国を歴訪し、当時の先進的な経済の実情を見て見聞を広めました。

明治維新の後、当時の大蔵省に入ったあと、実業家になってからは、現在の「みずほ銀行」につながる日本初の銀行「第一国立銀行」や、「東京証券取引所」の前身の「東京株式取引所」、現在の東京商工会議所の前身の「東京商法会議所」など、数多くの企業や団体の設立に携わりました。

現在の王子製紙やサッポロビールなどにつながる企業の設立にも関わり、生涯で設立や育成に関わった企業は、およそ500にも上ると言われます。実業家としての渋沢の考え方が記されているのが、自身の著書、「論語と算盤」です。

この中で渋沢は企業の目的が利潤の追求にあるとしても、その根底には道徳が必要で公益を第一に考えるべきだという「道徳経済合一説」を説き、いまの一橋大学など数多くの教育機関の設立や社会事業の支援にも携わりました。